支子(くちなし)役
小川裕子(おがわゆうこ)


[si:d]第2期メンバー

・過去出演作品
 Illumination
 桜月
 潮騒
 カラクリ
 じゃんけんきんぐ   など


・今公演に参加して…

私は感情移入タイプです。その役になりきって動くタイプ。客観的に効果的な立ち位置や動きを考えるのは不得意。しかし、お客さんを満足させるには、やはりどこか計算された演技が必要。今公演はここにぶつかりました。
感情移入と言っても、演技中に自分がいなくなることはなく、ちゃんと小川裕子が考えながら役(今公演であれば支子)を動かしている。でも、動きを気にすると気持ちが途切れてしまう自分がいる。そうするとなんだか気持ち悪く、楽しくない。今もまだ、お客さんも自分も楽しめる演技を模索しています。

・支子(くちなし)ってどんな人?

口数が少ない。だからといってただのおとなしい子というわけではない。
人を包み込む優しさのある人。
誰よりも兄弟のつながりを大切に思っています。いつか失ってしまうかもしれないという大きな不安と闘いながら、失うまいと守っている。それが彼女の優しさ、強さに成っているのだと思っています。ネタバレになるのであまり深くはいえませんが…。

・「AMBIVALENCE」のみどころは?

人間の感情はひとつじゃないってところ。感情の出し方も色々だというところ。当たり前のようで見失いがちのような。
気持ちを素直に口に出す人もいれば、あえて出さない人もいる。一見悪者に見えても、その人にはその人なりの気持ちや考えがある。それが正しいかどうかは別として。
どのキャラクターにでも共感できる部分があるお芝居だと思います。


←戻